化学の計算はあることを知ってれば、簡単なんです。
こんにちは。
はるです!
あなたは
理論化学の計算は難しいと
感じたことありますか?
計算問題が出てくると
嫌気がさす
そんな経験ありませんか?
実は、
理論化学の計算は
あることを知っているだけで
計算が簡単になるんです。
これを知っていると
計算が楽になり、
答えを見ても納得できなかった
計算式がよくわかるし、
とにかく、ライバルと差をつけれるんです。
これを知らないと、
計算が嫌いで
答えを見ても理解できないから
模試にでても、毎回できない。
化学の計算は
もう苦手でどうしようもないから
暗記に逃げる!
そんなあなた、
待ってください。
実は
理論化学の計算は
比の計算
がほとんどなんです。
化学反応式が絡む計算は
確実に比の計算です。
なぜかというと、
「倍数比例の法則」
があるからだからです。
比例は一次関数ですよね!
直線のグラフで変化するものは
比の計算です。
上の図は高校入試でよくやる酸化銅の問題。
当てはまるのは、
・化学反応式の係数で計算
・モル分率
・熱化学方程式
です。
しかし、
化学平衡などは出来ないです。
なぜかというと、
グラフを見れば分かる通り、
直線ではありません。
なので、
比の計算では出来ないのです。
どうやってやればいいのか、
具体的に例題で解説します。
例題
炭酸ナトリウムの結晶(Na2CO3・10H2O)57.2gの中には、
何gの炭酸ナトリウム(Na2CO3)が含まれるか?
Na2CO3・10H2O=286 g/mol
Na2CO3=106 g/mol
①モル質量(g/mol)から
物質量が1molのときを考える。
Na2CO3・10H2O=286 g/mol
Na2CO3=106 g/mol
炭酸ナトリウムの結晶は286g
その中に、炭酸ナトリウムは106g
あるのは変わらない。
②比の計算
変わらない比を「=」で結ぶ。
Na2CO3・10H2O:Na2CO3の比は変わらない。
Na2CO3・10H2O:Na2CO3
286g:106g=57.2g:xg
x=21.2g
ポイントは同じものはどれか?
がわかれば
"比で"
すべてできます。
今すぐ、
紙を出して、下の問題を
書き写してください。
(問題)
硫酸銅(II)CuSO4の水に対する溶解度は,
60°Cで40g。
60℃の硫酸銅(II)五水和物
CuSO4・5H2Oが280gだと、
何gのCuSO4がありますか?
答えは次の記事にあります。
はるでした!